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玉ねぎのケルセチンの働き

玉ねぎの重要な成分の一つにケルセチンがあります。
ケルセチンが何かといえば、ポリフェノールの中のフラボノイドの一つであり、抗酸化力の高さには定評があります。

私たちの体の中になるコレステロールは活性酸素の働きで酸化し、過酸化脂質に変化し、動脈硬化や心筋梗塞、血栓症の原因になったりします。
ケルセチンはビタミンCの吸収を助ける他、それ自体に高い抗酸化力を持っているので、活性酸素の発生を抑え、除去してくれる効果に優れています。

また、血管を強く丈夫にして、血流を改善するなど、生活習慣病の予防にも力を発揮します。
この他にもケルセチンはアレルギーの原因物質であるヒスタミンの放出を抑制したり、腸内環境を整えて免疫力を強化するので、玉ねぎを食べるとアレルギー症状の改善、緩和にも良いと言われるのです。

アトピーを治すには腸内の善玉菌を増やすことが重要です。
しかもケルセチンの働きはそれだけではありません。

ケルセチンは弱った肝臓の機能を正常化する作用があると言われます。
これはケルセチンに脂肪を吸収、排出する効果があり、肝臓に溜まった脂肪を排出し、肝機能を取り戻す手助けをしてくれるからだそうです。

逆にケルセチンに目立った副作用が無いことも魅力の一つです。
一日の摂取量上限の目安は500mgと言われていますが、ケルセチンは水溶性ですから、仮に摂取し過ぎたとしても体外に排出されますからそれ程心配する必要はありません。

それよりもケルセチンが不足することの方がリスクが高いのです。
特に日本人の平均摂取量は25mgと言われていますから、明らかに欠乏状態であることが分かります。

ケルセチンはケルセチンはリンゴやブロッコリー、ほうれん草など、野菜や果物に含まれていますが、中でもケルセチンの含有量がダントツで高いのが玉ねぎなのです。
ですから効率的にケルセチンを摂取するには玉ねぎを食べるのが一番良いというわけです。

特に玉ねぎの外皮にケルセチンは豊富なのですが、多くの方は玉ねぎの皮など食べずに捨ててしまっているのではないでしょうか。
玉ねぎの皮など固くて食べられたものではないし、料理するにも農薬が心配で、オーガニックでなければ皮などとてもじゃないけど食べられません。

玉ねぎの皮の料理法はまたご紹介するとして、玉ねぎの中身、つまり実の部分にもケルセチンは含まれていますから、外皮を食べる程ではないにしても、ケルセチンを摂取することは可能です。
ただ注意点を一つ上げると、玉ねぎは決して水にさらしてはいけないということです。

何故か、ケルセチンは水溶性なので、すぐに水に溶けてしまうのです。
スープに玉ねぎを入れて煮込むなら、スープを飲むことで溶け込んだケルセチンを摂取することは出来ます。

しかしながら玉ねぎをさらした後の水を捨ててしまっているなら、こんなに勿体ないことはありません。
玉ねぎは水にさらさず、カットした後に空気に触れさせておくだけで辛味は抜けていきますから試してみてください。